2017年05月31日
韓国料理に欠かせない冷麺。自分好みの冷麺を探してみるのも良いですよね。地元の人がおすすめしても口に合わなかったりするので、旅行の際には食べ歩いて探すのも良いですよ。そこで今回は冷麺の基本情報といくつかの冷麺をご紹介いたします。
冷麺は1950年に勃発した朝鮮戦争で北朝鮮出身の人たちが
南に移住したために普及したと言われています。
寒い冬に食べる料理としていましたが、現在は四季に関係なく食べることが
多くなっていますね。
結論として冷麺は北朝鮮の料理ということになるんです。
そして2つの地域に大きく分かれ、平壌地方の平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)と
咸鏡道の咸興冷麺(ハムフンネンミョン)です。
咸興冷麺(ハムフンネンミョン)はフェネンミョン(刺身冷麺)が名物です。
冷たいスープで食べるのではなく、カンギエイの刺身が麺の上にのってます。
辛く和えたカンギエイの刺身がポイント。
辛いソースがクセになる冷麺です。
歯ごたえ抜群の麺は、サツマイモやジャガイモの粉を使った弾力のある麺を使用。
葛冷麺(チンネンミョン)は葛入りの冷麺で冷麵専門店ではなく、チンネンミョン専門店に足を運ばないと食せない冷麺です。
冷麺の麺は土茶色でチンネンミョンの独特の香りと味を楽しめます。とてもスッキリとした味わいで美味しくいただける冷麺です。
抹茶ブームの影響をうけて緑茶冷麺が登場!
緑茶を麺に混ぜ込んだ見た目も綺麗で食欲をそそります。緑茶の香りはかすかで強すぎないから普通の冷麺のようにあっさり食べられます。
これから暖かい季節になるの冷麺も美味しくいただけますね。我が家の息子は冷麺が大好きなので
季節を問わず食べています。アレンジしてお家で作ってみるのも良いですよ。
平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)はさっぱりとしたなかにもコクのある冷たいスープで食べるポピュラーな冷麺。
今は牛の脚でとった出汁にトンチミを混ぜて提供している店舗もあります。
ゆで卵に梨やキュウリなどトッピングしていただきます。
平壌では冷麺を冬に食べる習慣があったようですね。