2017年06月10日
こんにちは。ぽっぽちゃnです。今回は、留学や移住生活を通して、 韓国に住んでいるからこそ分かる、韓国人と日本人の認識の違いについてご紹介したいと思います。
日本でもK-POPや韓流ブームが起き、多くの方が韓国を大好きになり、
韓国への旅行客や留学生も増加しているのですが、その反面、
中には韓国への冷ややかな反応を見せる方がいますよね。
反韓や嫌韓と言われ、東京ではフジテレビに対して「韓流を出すな」という
デモが行われたり、最近では韓国人観光客を日本人が蹴ったとかひどい言葉を言った等
のニュースで話題になりましたね。
韓国に住む筆者としては恥ずかしく、悲しい事件でした。
また、韓国でも「日本」に対して、好感を持っている人もいれば、
偏見を持っている人がいるのも確かです。
例えば、サッカー。韓日戦の時には、サッカー選手は大変なんです。
日本に勝てば英雄扱いだけど、、、もし日本に負けた場合にはものすごく
悪口を言われてしまうんですね。
なので、筆者も韓日戦がある日はちょっと複雑な思いにあります苦笑。
そもそも何でそういう摩擦が起きているかというと、
ズバリ「歴史問題」なんですね。
戦時中、日本が韓国を統治し、日本の領土にしていた
いわゆる「日帝時代」があったのはご存知ですか?
正直、日本ではあまり学校で勉強しない内容ですよね。
これが、日本人と韓国人の認識の違いなんですね。
加害者と被害者の違いと言ったところでしょうか。
韓国ではこの時代の話しは、小学校の頃から習うんですね。
「日本人が酷い事をしていった」
「日本が自分たちの国を占領していった」
これが韓国の教育なんだそうです。
3月1日韓国では独立運動の日 8月15日光復節(日本では終戦記念日ですね)
お正月やお盆の時期になると必ず日本との歴史ドラマや映画が放送されるんです。
また、日本が竹島問題や様々な問題を国会で話す度、韓国は大きく報道されますし、
誰しもが関心も持ってテレビに注目します。
ここまで読んで下さった方々、正直、いい気分はしないと思います。
「戦争終わったのにいつまでその話しをするのか」
「日本を悪く言いすぎだ」
と考えるのが普通だと思います。筆者も最初はそう思っていました。
でも、ここで勘違いしないで頂きたいのですが、韓国で歴史を教えるのも
竹島問題もサッカーも全部「愛国心」からくるものなんです。
日本では理解しにくい内容ですが、自分の国が大好きだからこそなんです。
また、「日本に偏見を持つ韓国人もいる」と最初の方に書きましたが、
あくまで「日本という国」に偏見を持っているという意味です。
「過去の日本」というのが正しいかもしれません。
なので日本人、一人一人を見れば「勤勉で真面目で見習う事が多い」と
思っているという人が多いですし、日本製の製品は大好きだし、
日本への旅行も大好きという人が多いです。
ちょっと矛盾?と感じるかもしれないですが、これが韓国の正直な
反応なんです。
過去にあった問題のせいで、「日本という国」自体には様々な
思いがあるけれど、「今の日本」には関心があるんですね。
では、今後はどうするべきか。
「お互いを理解する」ということだと思います。
すごく当たり前ですが、お互いの文化を理解し、
お互いの考えを尊重するしかないんですよね。
日本にも韓国大好きな方々がこんなにいて
韓国にも日本大好きな方々が沢山います!
まずは、個人個人のレベルであっても理解し合って
認めるしか方法はないのはないかと感じます。
この内容は正直賛否両論あると思いますが、
韓国好きの方々には理解して頂きたい内容でした。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
このまとめの記者