2017年07月24日

さようなら!7年目で解散してしまったK-Popアイドル

K-Pop界には7年目ジンクスというのがあります。デビューして成功を収めたアイドルグループも、7年目には解散するということですが、どうしてこういうことが起きてしまうのでしょうか。


K-Pop界の7年目ジンクス

韓国のエンターテインメント産業があまり発達していなかった
90年代には、アイドルグループはデビューする時に
事務所と10年契約、15年契約を結ぶのが普通でした。
20歳でデビューするとしたら、30歳まで拘束されるってことだから、
普通に考えてもちょっと長すぎますよね。

 

2000年代に入り、この契約は芸能人本人の権利に反すると、
何度が裁判所沙汰になったことがあります。
それで、2010年頃、公正取引委員会によって、
芸能人の契約は最長7年とするという標準契約書が制定されました。

 

最近、デビューしている子たちは、みんなこの契約書に沿って、
最長7年で●●グループという活動の契約を結びます。
だから、デビューして7年目になると、解散するか
このまま契約を更新するかという選択をしなければならなくなり、
‘7年目のジンクス’というのが出来たんです。
‘7年目のジンクス’で解散したグループを調べてみました。

2NE1

 

2016年5月にYGエンターテインメントとの契約が終わった2NE1。
韓国だけではなく、日本などアジア各国で人気の高いグループだったんですが、
契約終了前にメンバーのミンジがグループを脱退したこともあり、
自然な流れとして2NE1も解散することになりました。
ミンジは他の事務所を契約を結び、ソローとして頑張る予定で、
サンダラとCLもYGと契約を結び、ソロー活動を続けています。
ボムはどことも契約を結んでおらず、今後の活動に注目が集まっています。

SISTAR

 

毎年、夏になれば明るいリズムとセクシーなダンスで、
多くのK-Popファンを魅了していたSISTARも、
7年目となる2017年に解散することを発表しました。
グループ活動は終わりですが、メンバーそれぞれ、
女優やタレント、アーティストとして頑張っていく予定だそうです。

KARA

お尻ふりふり~ダンスのミスターで日本でものすごい人気だったKARA。
ニコルらが脱退したけれど、ヨンジが新しく合流して期待が集まっていたのですが、
結局、2016年1月に契約が終了しました。
現在は、ハラもギュリも再契約せず、あたらしく入ったヨンジだけが、
元の事務所であるDSPエンターテインメントと契約している状態ですが、
ヨンジが最近テレビに出て「解散してません」って発言して、
KARAのファンたちから期待が集まっているんだとか。

miss A

韓国の‘国民の妹’のスジがいるグループmissAも、
2016年5月の契約終了時にメンバーのジアが脱退しています。
他のメンバーは、ペイはJYPエンターテインメント契約を更新しましたが、
スジとミンはまだ結論が出ていない状態。
特にスジの場合は、映画やドラマ、CMで引っ張りだこ状態だし、
他の事務所からも声がかかっているとの噂で、
アーティストがメインのJYPとは合わないとの意見もあり、
契約更新は難しいとの見方が強くなっています。

SECRET

 

グループ解散という形ではありませんが、
契約終了となりメンバーの変化があったのがSECRETです。
2016年10月に契約終了となったメンバーのソンファが、
女優の道に進みたいとグループを脱退したんです。
事務所も彼女を応援したいとの意向だったんですって。
ソンファが脱退したSECRETですが、
今後も3人態勢で頑張って行くとのことです。


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