貧乏だった韓国芸能人・K-POPアイドル

貧乏を乗り越え成功した レイン　ピ（RAIN）

ピ（RAIN）レインの父親はチョン・ギチュン氏。レインは、市場で餅屋を営む普通の家で育ちました。高校に入学する1999年頃から経済的に困窮していきます。同時期に母親の糖尿病も発覚しました。

何日も食べることができず飲み物すらなかった時もあったとか。
貧しさ故に糖尿病の母親の治療代や薬代が払えない。中学・高校時代のレインは、母親の病気を治せない境遇に悩みます、そして、貧乏生活から抜け出すために芸能界を目指します。

レインは歌手として成功、ドラマや映画にも出演するK-POP界のスターになります。
残念なことに最愛の母は、レイン（RAIN（ピ））の成功を見届けることなく亡くなっています。

貧乏から抜け出すために、歌手になった ソ・イングク

蔚山(ウルサン)出身のソ・イングクは、貧しい家庭に育ち幼少期は食べることにも事欠いていたと言います。貧乏から抜け出すために、歌手を夢見てソウルに上京。

オーディション番組『スーパースターK』で1位になり、賞金1億ウォンを手にしました。この賞金の使い道は、母のために店を開く資金に当てられました。

複雑な家庭環境で育った キム・ジェジュン

キム・ジェジュンの場合は家庭環境が複雑です。血のつながりのない8人の姉がいます。

公務員だったジェジュンの父は、ジェジュンが生まれてまもなく仕事を辞め、ビジネスを興すも失敗。ジェジュンが3歳の時に両親は離婚。シングルマザーになった母親にジェジュンは引き取らます。

母親は生活のために朝から夜遅くまで働かなければなりません。そのために子供の面倒を十分に見ることができない状態でした。そんな母親を見かねた親戚から、ジェジュンを養子に出す話が持ち上がります。そしてジェジュンは3歳の時に養子に出されました。

そして、この時の養子縁組が後々問題となります。ジェジュンの戸籍が、実親の苗字『ハン・ジェジュン』と養親の苗字『キム・ジェジュン』の2重戸籍になっていたのです。

『キム・ジェジュン』として兵役を終えたジェジュンは、『ハン・ジェジュン』としての兵役義務を果たしていません。そのためにジェジュンの実母の元に『兵役法違反被疑者供述書』が送られてきます。

二重戸籍に由来するこの問題を解決するためにジェジュンは『親生子不存在の関係書』を提起しました。そして、この実母と里親の法廷攻防は誤解を招く報道として拡散しました。

養子先の家族については多く語られていませんが、8人兄弟だったことや、ジェジュンがエスエム・エンタテインメントの練習生だったころに家賃の支払いに苦労していたことなどから、生活は困窮していたようです。食べるものにも困ったジェジュンが自分の血を売ったという話も聞かれます。

親が営む会社の経営悪化で貧乏体験した ユノ（ユンホ）

ユノ（ユンホ）の実家はソウルから270km南にある光州市。もともと裕福な家庭でしたが、ユンホが中学生の時に不況のあおりを受け会社の経営が悪化しました。父親は新聞配達の副業もしていました。

ユンホは、中学生の時にエスエム・エンタテインメントの練習生になります。家がソウルから遠いために駅で寝泊まりしたこともあったと言う。高校3年生の時に東方神起としてデビューしました。

韓国芸能スター その成功の陰にあるもの

華やかな芸能界で成功をおさめた韓国の芸能人やK-POPスター。貧乏だった頃エピソードを紹介しました。韓国でも日本と同様に色々と複雑な家庭の事情があるようです。