2020年07月07日
新型コロナウイルスの感染拡大が話題になると、韓国では芸能人による寄付が始まりました。日本の芸能人は、TVやブログで、自粛の呼びかけるだけなのに韓国の芸能人は、多額の寄付しています。その理由やコロナ寄付をした、主な芸能人と金額や詳細を調べてみました。
2019年12月に中国の武漢で発生した新型コロナウイルス。世界的感染の拡がりが話題になった2020年2月下旬、韓国では芸能人による寄付が始まりました。
寄付全般に言えることですが、日本でも韓国でも、名前を公表せずに寄付をしている人もいるはずです。
日本では、XJAPANのYoshikiさんは、新型コロナウイルス感染症を研究している医療機関（国立国際医療研究センター）に、1,000万円を寄付。坂上忍さんは、緊急事態宣言が発令されてから解除されるまでの間、個人収入の全額をコロナウイルス対策に寄付。
また、天皇陛下が社会福祉事業に取り組む2団体に計1億円を寄付しています。
しかし、多くの政治や国の政策とは、全く関係のない日本の芸能人たちは、ブログなどで、知事か、政治家のように国民に自粛の呼びかけをしました。なぜ、芸能人が自粛につて発言をするのか。
しゅうきゃくのためにコロナに関するコメントをして、自分がプロデュースしている商品の宣伝をしている人もいます。
日本では、韓国の芸能人のように多額のコロナ寄付のリレーなどを聞いたことがありません。
それではなぜ、韓国の芸能人は、寄付合戦と言われるほど寄付をするのか。
韓国には『概念芸能人』と言う言葉があります。道徳観、行動などが社会において模範となる「概念」が、 芸能人に求められるために売名行為や節税対策を超えた寄付が活発に行われるのです。
それでは、新型コロナウイルス感染対策に関する寄付をした韓国芸能人を紹介していきます。
※寄付金額のと日本円表示は、公表時の韓国ウォンのレートです。
俳優のソ・ジソブは国際救護開発NGOグッドネイバーズに3億ウォン（約2700万円）のコロナ寄付しました。
4月に16歳年下の元アナウンサー、チョ・ウンジョンと入籍したジソプは、 披露宴をする代わりに5千万ウォン（約450万円）を非政府組織（NGO）に寄付しています。
韓国の俳優イ・ミンホは、MYMエンターテインメントと「PROMIZ」を通して、3億ウォン（約2700万円）を社会福祉共同募金会、国際救護開発NGOグッドネーバーズ、希望ブリッジ全国災害救護協会、セーブ・ザ・チルドレン、緑の傘子ども財団、韓国児童協会など計8か所にコロナ寄付しました。
『愛の不時着』でおなじみの韓流俳優、ヒョンビンは、当初、所属事務所や外部に知らせることなく、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため2億ウォン（約2000万円）を寄付。COVID-19（通称：新型コロナウイルス）に対するコメントも一緒に送った。ところが、コメントだけが公表され、手紙だけですまして寄付をしていないと非難されたことで、極秘で寄付をしていたことが公になった。
映画『パラサイト 半地下の家族』の主演俳優ソン・ガンホは、「希望ブリッジ全国災害救護協会」に1億ウォン（約1000万円）のコロナ寄付をしました。
BTS（防弾少年団）のメンバーで、大邱（テグ）出身のシュガ（SUGA）は、「希望ブリッジ全国災害救護協会」に1億ウォン（約900万円）のコロナ寄付をしました。
スーパージュニアのメンバーのウニョクは、希望ブリッジ全国災害救護協会に1億ウォン（約900万円）のコロナ寄付をしました。
また、「SUPER JUNIOR」（スーパージュニア）は、韓国国内の児童・青少年福祉施設にマスク1万個を寄付しました。
韓国の俳優、コン・ユは、OSENの単独報道を通じて、1億ウォン（約900万円）のコロナ寄付をしました。
ソン・ジュンギは、2020年2月に映画「ボゴタ」撮影のため南米・コロンビアに滞在していました。新型コロナウイルス感染を知り、希望ブリッジ全国災害救護協会に1億ウォン（約900万円）のコロナ寄付をしました。その後、コロナウイルスの影響により撮影は中断され、3月に韓国に帰国しています。
歌手のファン・チヨルは、希望ブリッジ全国災害救援協会に5千万ウォン（約450万円）のコロナ寄付をしました。
「東方神起」のユノ・ユンホは、社会福祉共同募金会「愛の実」に3000万ウォン（約260万円）のコロナ寄付をしました。
韓国のガールズグループTWICE（ツウィ）のコロナ寄付は、ツウィ、ダヒョン、ナヨンがそれぞれ5000万ウォン（約500万円）ずつを。
Red Velvetのアイリーンは、新型コロナウイルスの拡散防止のために故郷である大邱に1億ウォン（約900万円）の寄付をした。
ウェンディも「愛の実社会福祉共同募金会」を通じて、1億ウォン（約900万円）の寄付をした。
Red Velvetのメンバー5人で、合計2億3000万ウォンをコロナウイルスの拡散防止のために寄付をした。
少女時代のユナは、コロナウイルス感染者が急増している大邱（テグ）・慶尚北道（キョンサンブクド）地域を支援するためにソウル社会福祉共同募金会に1億ウォン（約900万円）のコロナ寄付をしました。
歌手で女優のIU（アイユー）は、国際救護開発NGO「グッドネーバーズ」にコロナ寄付をしました。また、大韓医師協会に1億ウォン相当の医療用防護服3000着も寄付しています。
1億ウォンをコロナ寄付した韓国有名人。
ポン・ジュノ監督、女優のキム・ヒソンやスジ、ユナ。キム・ウビンやシン・ミナ。
5000万ウォンをコロナ寄付した韓国有名人。
パク・シネやパク・ボヨン、スエ。パク・ソジュンやキム・ゴウン、ソル・ギョング、キム・ヘス。
俳優のイ・シオンのコロナ寄付は、100万ウォン（約9万円）。
東方神起やBoAなどが所属する大手芸能事務所「SMエンターテインメント」は、全国災害救護協会に5億ウォン（約4300万円）のコロナ寄付をしました。
このまとめの記者