2016年10月30日
日本と似ているようで似ていない部分が多い韓国の住まい。高級マンションでもバストイレが一緒だったり、冷蔵庫と一緒にキムチ専用の冷蔵庫をおいたりと、面白くてびっくりする韓国の家の事情を調べてみました。
韓国の首都であるソウルや大都市の釜山などでは、一戸建てのお家より、日本の一昔前の団地のような大規模なマンション(韓国では’アパート’と呼びます)に住むのがメジャーです。有名建築会社はそれぞれアパートのブランドを持っていて、そういうブランドアパートに住むのが、みんなの夢だったりするそうです。
ブランドアパートは値段もかなり高くて、ソウルのカンナム地区だと3LDKで2億円、3億円するようなお家がたくさんあります。
韓国では小さいワンルームはもちろん、高級マンションの場合もバストイレが一緒になっているのが普通です。バストイレ別々なんて日本に来て初めて見た!という韓国人も多いです。バススペースを狭く設計するからか浴槽がないのも特徴で、3LDKとか4LDKくらいの大きさじゃないと、シャワーがあるだけってことが普通。そもそも家でゆっくり半身浴して寝るという習慣がなく、サウナやチムジルバンに行く文化ということなんだと思います。
キムチ大国である韓国!そんな韓国の家にはなんと普通の冷蔵庫とともにキムチ冷蔵庫がおいてあるのが特徴。さすがに一人暮らしじゃ買わないけど、結婚するカップルの必需品として選ばれているほどです。大きさもかなりのもので、見た目は普通の冷蔵庫と変わらないくらい。パッと見たら、冷蔵庫が二つもあるような感じです。
キムチ大国である韓国!そんな韓国の家にはなんと普通の冷蔵庫とともにキムチ冷蔵庫がおいてあるのが特徴。さすがに一人暮らしじゃ買わないけど、結婚するカップルの必需品として選ばれているほどです。大きさもかなりのもので、見た目は普通の冷蔵庫と変わらないくらい。パッと見たら、冷蔵庫が二つもあるような感じです。
キムチを美味しいまま長く保存出来るように作られているキムチ冷蔵庫は、野菜やお肉を入れても新鮮さが長持ちするらしく、野菜室の代わりに使っている主婦も多いんだとか。ワインを愛するフランスの家庭にかならずワインセラーがあるのと同じようなことなんでしょうか。
ソウルの冬は氷点下は普通、-10℃の日が何日も続く極寒の地域です。でもそういう真冬でも家の中では半袖半ズボンがメジャーなスタイル。それは韓国独特の’オンドル’という暖房システムがあるからです。
’オンドル’は日本でいう床暖房のように床があたたくなるシステムで、日本のより何杯も熱く出来るんだとか(笑)そのため、韓国ではとにかく家の中は熱々!半袖半ズボンでも余裕で冬を乗り越えられます。
上で説明した’オンドル’とつながる話なんですが、真冬でも家の中は熱々の韓国だから、日本のような分厚い布団も必要ありません。最近ではベッドで寝る人が増えたけど、床が熱くないと寝れないのが韓国人。ベッドの上にホットカーペットを敷いて寝ているんだとか。だからベランダに布団を干したりする風景はあまり見られず、薄い布団は洗濯機でまわしちゃったり、クリーニング屋さんに頼んだりしているみたいですね。
このまとめの記者