2017年03月22日
東京と変わらないくらい現代的な都市であるソウル。発展の速さは東京のそれより早く、40年前、50年前の姿なんて殆んど残っていないです。でもソウルにも昔懐かしい姿をそのまま維持しているパン屋やレストランが存在します。博物館に行くよりリアルな古いソウル体験をしてみませんか♪
モナカアイスクリームで全国的に有名なパン屋さん、 太極堂(テグクダン)!
ソウルで一番古くから営業していると言われるテグクダンの店舗に入ると、まるで1940年代にタイムスリップしたような感じになります。
博物館に行ったって感じられないような懐かしい感覚ですよね。モナカアイスクリームは開店当時から 太極堂(テグクダン)の代表的な商品。まだアイスクリームが珍しかった当時には、とても高級な食べ物で、特別な日にしか味わえないものだったんだそうです。
今ではアイスクリームなんていつでもどこでも売っているものですし、 太極堂のものより高級な商品がたくさん出ているけれど、昔懐かしい味を忘れられず、定期的に通うおじいちゃんおばあちゃんが多いみたいです。
今っぽい味ではないけれど、一度食べてみると、満足出来る味だと思います。
ソウルには数えきれないほどの冷麺屋さんがありますが、その中でも一番古いと言われているのがウレオクです。
1946年にオープンしたから、もう60年以上、冷麺を作っていることになりますね。他の現代的な冷麺屋に比べると古い感じの外観ですが、ソウル一等地にありながら駐車場も完備されているし、中に入ると昭和レトロを連想させる高級感のある作りになっています。
外国人にも冷麺の名所としてよく知られていて、古いレストランだけど、店員さんが簡単な英語や日本語、中国語などを喋れるほど。古いインテリアと違って、サービスはモダンって言えるのでしょうか(笑)
冷麺の他にもユッケジャや焼肉、ユッケなども美味しいので、ぜひ食べてみてください。ただ他の焼く肉屋に比べてもちょっとお値段高めなので、ご注意を。
これまで紹介したテグクダンとウレオクが、高級店だったとしたら、ここホナムジップはまさに庶民のためのお店と言える場所です。
ジョンロの焼き魚通りにある一番古いお店で、1974年オープンして今まで続いているんだとか。女将さんが一つ一つ丁寧に焼いてくれる焼き魚は、海のないソウルで食べれる、貴重なものです。
女将さんはオープンしてからもう40年近く魚を焼いていて、どんな魚でもふわふわとした食感に焼き上げるのが特技なんだとか。一番人気の高いものはサバで、魚が好きではない人でも食べれるほどです。
6種類の焼き魚定食がありますが、サバと一緒に太刀魚、鰆などが人気なんだそうです。
ソウル市が未来遺産として指定したハクリム喫茶(ダバン)!
カフェというより喫茶店というのがとてもよく似合うお店です。オープンしてこれまで60年間、多くの小説家や脚本家、映画監督がここで集まり、韓国の芸術の未来について熱く語ってきた場所でもあります。
古いインテリアだけれど、コーヒーは、有名チェーン点に負けない味。昔は甘いコーヒーを出していたけど、今じゃ苦いアメリカーノが主流となりました。
未来遺産にしてされてからは、全国各地から多くの観光客が訪れるようになったので、午前中に訪問することをおすすめします。
このまとめの記者