문배동 육칼(ムンベドン ユッカル)
ヨンサンの高架下にあるムンベドンユッカル。
食事時には長い列が出来て、どこから見ても人気店という感じのお店です。
代表的なメニューはユッカル!
ユッカルというのは、肉と野菜がたくさん入ったユッケジャンに
小麦粉で作った麺料理のカルクッスの麺を入れた、
おいしいものを二つ合わせたという食べ物。
ソウルのあちこちにユッカルのお店がありますが、
ここまで本格的なユッケジャンを作るお店はなかなかありません。
牛肉から取った出汁に、長い間、ゆでて柔らかくなったお肉を入れて、
野菜を入れたユッケジャンは、素朴に見えるかもしれないけれど、
一度味わうとその深さを感じられるものです。
日本のつけ麺スタイルで、ユッケジャンスープに、
麺を少しずつつけながら食べることが出来ます。
ちょっと辛すぎる場合は、
牛肉のスープを入れて、濃度を薄めればオッケー♪
もちろん麺ではなくてゴハンを選ぶことも出来ます!
行きつけの方は、麺を食べ終わって、
残ったスープにご飯を入れて食べたりもするんだとか!
大食いになっちゃう(笑)病みつきの味です。
소문난집(ソムンナンジプ)
‘噂になっているお店’という名前のお店ですが、
もう30年くらいうわさになり続けている(笑)
ヘジャングックのお店です。
ヘジャングックは、二日酔いに良いスープで、
牛骨を長い時間煮込んで取った出汁に、
野菜、豆腐などを入れたちょっぴり辛いスープです。
韓国のおじさんたちに大人気のメニューですね。
ここソムンナンジプは味もそうですが、値段がすごい!
ヘジャングック一つ2000ウォンという~
日本の牛丼に匹敵する安さですね(笑)
メニューもヘジャングック一つだけですので、
お店に入ると、おばちゃんが人数を確認して、
座っていれば人数分だしてくれるシステムです。
味はとってもシンプルでおいしいのですが、
お洒落とかきれいなお店ではないのでご注意を。
처갓집(チョガッジプ)
‘チョガッジプ’は韓国語で妻の実家を指す言葉。
昔の韓国では、義理の息子を大事なお客さんと考えて、
娘と一緒に家に遊びに来ると、
健康に良い鶏を使った料理を出す習慣がありました。
ヤクス駅の近くにある「チョガッジプ」は、
鶏を煮込んだ料理を出すお店。
ただ、参鶏湯とかタッカンマリみたいに、
スープがあるわけではなく、
鶏が一匹まるごと出てくるだけですが、
これが何ともないのに美味しいー!
50年も愛されてきたお店はやっぱり違います。
お店を最初に開いたおばあちゃんは、
北朝鮮出身の方で、
ここのキムチなども北朝鮮式。
刺激的ではなく、シンプルで薄い味が、
とっても心温まる料理です。
鶏肉がメインというか唯一のメニューですが、
サイドメニューの餃子や冷麺などもおいしいので、
鶏肉と一緒に食べてみることをおすすめします。