柚子
一つ目の韓国旬食材は、柚子です。日本でも柚子は冬を代表する果物として有名ですが、韓国でも冬によく食べられる果物です。柚子はレモンの3倍のビタミンCを含んでいるため、風邪予防に効果抜群なんです。豊富なビタミンCとクエン酸が、粘膜を保護してくれ、炎症を抑えてくれます。また、カルシウムやビタミンB、糖質、タンパク質なども豊富なので、高血圧の予防、便秘解消、毒素の排出、疲労回復、二日酔いの改善などの効果があります。韓国では、一日の気温差が大きい11月から12月にかけられて、風邪予防としてよく食べられているようですね。
一番代表的な食べ方は、柚子茶です。韓国の伝統茶として日本でも有名ですよね。韓国では、お茶屋さんで飲まれているだけでなく、家庭でもよく飲まれているそうです。韓国のオモニが、家族の風邪予防に柚子茶を手作りすることも普通にあるそうですよ~^^ちょっと風邪気味かな?というときに飲むと効果的なので、皆さんも是非飲んでみて下さいね。
白菜
続いては、韓国人にとって一番身近な野菜、白菜です。ビタミン類がたっぷり含まれており、根っこから葉まで、捨てるところなく全部食べられる野菜として、韓国ではたくさん消費されています。食物繊維が豊富で低カロリーであることから、ダイエット食としてもよく取り入れられるんだとか。また、11月~12月にかけては、キムチを漬ける時期であるため、多くの白菜が市場やスーパーに並び、販売量も大幅にアップするそうですね。
韓国では主に白菜キムチとして食べられています。韓国人の食卓に欠かせない白菜キムチは、ごはんのお供としてはもちろんのこと、スープ料理や焼き肉の際にもたくさん使われる万能食材。発酵食品で、栄養価もとても高いので、寒い時期の風邪予防にも効果抜群ですよ~^^是非日頃の食事に取り入れてみてくださいね^^
ザクロ
続いての旬食材は、ザクロです。韓国では、美人はザクロを食べているといわれることがあるほど、女性に良い成文がたくさん含まれている果物です。女性ホルモンに似た成分が配合されており、女性ホルモンを調節してくれる効果があります。ホルモンバランスのみだれによる冷え性やめまいといった症状、更年期障害の改善にも効果があるということで、幅広い年代の女性から愛されている果物です。他にも、ビタミンが豊富なので風邪予防にも効果的ですよ^^
韓国のスーパーに行くと、たくさんのザクロ製品が販売されています。中でも代表的な商品は、ザクロのエキスだけを抽出したザクロ汁や、ザクロ酒、ザクロ茶などです。最近は、ダイエットやインナービューティーを目的に飲む女性が増えているそうですよ^^甘酸っぱくて飲みやすいので、体の不調にお悩みの方は一度飲んでみて下さいね^^
コマッ
続いて紹介するのは、灰貝です。韓国語では「コマッ」といい、屋台などでおつまみとしてよく売られている貝です。味は赤貝に近いんだとか。韓国では、冬にかけて市場にたくさん並ぶ貝で、冬の寒い日にコマッを食べながら焼酎を飲む人の姿がたくさん見られます。コマッはアミノ酸が非常に豊富な貝で、疲労回復に効果があります。他にも鉄分やタンパク質が豊富に含まれており、子供の成長の助けになったり、貧血予防なんかにも効果的なんだとか^^
コマッは屋台などだけでなく、家庭でもよく食べられます。歯ごたえがあり、くせのない淡白な味わいなので、スープ料理や、甘辛いためなどにしてよく食べられているそうですよ~^^韓国旅行に行かれた際は、是非食べてみてくださいね。
アンコウ
続いて紹介するのは、アンコウです。韓国ではアグィと呼ばれており、韓国料理にたびたび使われている魚です。アンコウは見た目とは裏腹に、柔らかく淡白な味わいが魅力の魚です。上質なタンパク質と必須アミノ酸がたくさん含まれているので、育ち盛りの子供や病弱な人に是非食べてもらいたい食材です。また、低脂なので、ダイエットの際のタンパク質摂取にもおすすめしたい食材ですよ~^^
韓国のアンコウ料理といえば、アグチムが一番有名です。甘辛く煮込んだアンコウは、白ご飯との相性抜群!ただ、結構辛いので辛いものが苦手な方はご注意を…!また、アンコウは、鍋料理などにも使われることが多いです。メウンタンという鍋料理にも入っていることがあるので、冬に韓国に行かれる方は是非食べてみて下さいね^^
スケトウダラ
続いて紹介するのは、スケトウダラです。韓国語では「ミョンテ」と呼ばれており、12月~1月にかけて鍋料理などによく使われる魚です。スケトウダラは、脂肪分が少なくあっさりした味わいが魅力。主張しすぎない味なので、辛い鍋料理との相性抜群です。また、栄養価も非常に高いです。カルシウムや必須アミノ酸、ビタミンA、ナイアシンが豊富で、ダイエット効果もあるそうですよ~^^
韓国では鍋料理の他、ヤンニョムダレというコチュジャンベースのタレを塗って焼いた料理としてもよく食べられます。スケトウダラの淡白なうま味と、甘辛いヤンニョムダレの組み合わせは最高に美味しいですよ^^お酒のつまみとしてもおススメです!
ムール貝
続いて紹介するのは、ムール貝です。日本ではパエリアやスパゲティに使うイメージが強い貝ですよね。韓国では「ホンハプ」と呼ばれており、鍋料理によく使われている食材の一つで、10月~12月にかけて、韓国の屋台や食堂でムール貝の入ったスープがよく売られています。ムール貝は、鉄分、リン、カルシウム、グルタミン酸、アミノ酸などが非常に豊富です。
韓国の家庭では、今の時期よくわかめスープに使用されるそうです。ムール貝から出るエキスとわかめのエキスの調和がたまらなく美味しいですよ~^^日本でも手に入る食材ですので、是非寒い日に作ってみてくださいね!
牡蠣
最後に紹介するのは、牡蠣です。日本では「海のミルク」とも呼ばれるぐらい、栄養価の高い冬食材として知られていますよね。韓国でもそれは同じで、スタミナをつけたいときなんかに、よく食べられるそうです。韓国語では「クル」と呼ばれており、牡蠣の旬である9月~12月にかけて、鍋料理やお粥、炒め物、チヂミなどによく使われるそうです。タウリン、鉄分が豊富で、疲労回復、貧血予防、コレステロール値の改善などが期待できる食材ですよ^^
韓国では日本同様、鍋料理や蒸し料理としてよく食べられますが、人気なのが牡蠣の石焼ビビンバ。牡蠣の濃厚な味わいと潮の香り、豆もやしが調和し、とても香ばしい味わいなんだそうですよ^^冬に韓国旅行に行かれる際は是非食べてみて下さいね~!