ミシュランが選んだ！一つ星を取った韓食レストラン６選

韓国の慶尚南道、その中でも最も食の文化が発達したと言われている晋州 (ジンジュ)地方の伝統的な食事を出すレストラン「ハモ」。ミシュランが特に絶賛したここのビビンバは１２０００ウォンと、充分に楽しめるお値段。他のミシュランのお店に比べると、インテリアやサービスなどは少し大衆的ですが、コース料理も２５０００ウォンから始まるので、ミシュランを比較的に手ごろな値段で味わうことが出来ます。

庶民的なイメージが強かった韓国料理を、フレンチに負けない品格のある食として格上げしたと言われていた「Ｊｕｎｇｓｉｋ」。ニューヨークにある店舗は２０１１年にミシュラン二つ星をもらっていたので、本家のソウルでは三ツ星確定と言われていたんですが、残念ながら一つ星に。お店の看板メニューである済州島のトルハルバンをイメージしたデザートは、一度は味わってみたいものです。

値段はそこそこ高くても、庶民的な感じのあるカンジャンケジャンを、ラグジュアリーな空間でゆっくり味わえるお店として、ミシュランで星を取った唯一のカンジャンケジャン屋です。外国人へのちょっと変わった接待にも人気の高い「グンギワジプ」では、まるで王様になった気分でカンジャンケジャンを楽しめます。秘伝の自家製醤油で作ったカンジャンケジャンは、このためにソウル旅行を計画してももったいなくない程。

韓国の家庭料理の最高峰を味わえる！と評価の高い「プム」。ここの料理は高級レストランで出す高級メニューというより、料理がとっても上手なお母さんが作る家庭料理のような味なんだとか。ただ値段に比べて料理自体が「普通すぎる」という評価もあって、賛否両論のあるお店です。ミシュランだということを抜きにして、肩の力を抜いて訪れてほしいレストランです。

これは本当に韓国料理？と思えるくらい、韓食という形とルールにとらわれないクリエイティブなメニューを出す「Ｍｉｎｇｌｅｓ」。ある有名シェフがここの料理に関して「ソウルで今最もクリエイティブなレストラン」と称賛したほどです。韓国料理はビールと眞露に合うイメージが強いのですが、ここではワインと合わせて、まるでフレンチのようなコース料理を楽しめます。

「バルウゴンヤン」は、韓国のお寺で昔から伝わってくるお坊さんのための食事を体験出来るレストランです。仏教の教えから乳製品やお肉を一切使わない、ベジテリアンな料理を出してくれますが、満足度は一般的なレストランと比べても負けないくらい。ベジテリアンの方にもおすすめですし、一味違った韓国料理を体験したい時にぴったりのレストランです。