実は結構大変？！韓国の物価情報。

韓国ではここ数年、物価が急上昇しています。
もちろん、外国との取引やウォンのアップダウンなど、他の国でも多少はあることだと思いますが、
特に大きく影響が出るのが、「食」。
例えば、一般的な食堂でキムパムが１５００ウォン（１５０円）だったものが２０００ウォン（２００円）。キムチチゲが４０００ウォン（４００円）から６０００ウォン（６００円）にアップ。
昨年は、雨などの影響もあり、農作物の収穫があまり良くなく、キムチに使う白菜が一玉４０００ウォン〜６０００ウォン（４００円〜６００円）にもアップ。
確かに大きい額ではありませんが、韓国社会人の平均月収１４０万ウォン（１４万円）からすると
日々の生活に影響を与えているのが分かりますね。

また、特に高い食材といえば、乳性品です。
日本では牛乳１リットルパックでだいたい１９８円〜３００円の間で売られているいますが、
韓国では２９８０ウォン〜４０００ウォン（２９８円〜４００円）。もちろん地域やスーパーの規模などによりますが、だいたいがこのくらいの値段で売られています。
成長期の子供がいる家庭はどうしているのかしら。。。

さて、ここまで韓国社会人の平均月収に対して物価が高いとお伝えました。
意外と高いものが多く、困っちゃうなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかし、ここで人件費のお話をしようと思います。
何故突然に？という感じですが、実は韓国、人件費がすごく高いのです。特に技術職の人権が高い！
アルバイトの平均時給が６００円もない韓国ですが、技術職の日給はだいたい１万円越えするんです。
すごい差ですよね。もちろん、その技術や資格を手に入れるまでの苦労を考えると当たり前なのかもしれませんが、、意外な差にびっくりですよね。コンビニや食堂で働いているアルバイト生とは比べられないくらいの金額です。
なので、例えば、お家の壁紙を張り替えたい、または、エアコンを設置したいなどと業者を呼ぶと、壁紙代よりもエアコン代よりも人権費が高くつく。。なんていう話しもあるんです。
自分でやったほうが良いのでは。。と思っちゃいますよね（苦笑）

さて、給料は安く、物価は高い韓国。みんなどうやって生活しているの？！と思うかもしれませんが、韓国にも日本より安いものがあるんです。
１つ目は「携帯電話」。韓国の有名な携帯電話といえばサムソンやLGなどがありますが、最近のスマートフォンの機種の値段がだいたい８０００００ウォン（８万円）ほど。
（もちろん、機種やギガ数、時期などによって異なります）
韓国でも日本と同じで機種代金を一括で支払い、毎月の電話代、ネット代を払う方法と機種代を毎月分割して電話代と合わせて払う方法があり価格もそれぞれ異なりますが、毎月のスマートフォン代が６００００ウォン〜８００００ウォン（６０００円〜８０００円）ほどなんです。
日本より少し安いですよね。また、スマートフォンの普及率が高く、ご年配の方でもスマートフォンを使っている方も多いんですよ。
そして、ネットの料金も安く、ネット、テレビを合わせても月々４００００ウォン（４０００円）以下なんです。確実にネット社会だと実感しますね。

次に日本よりも安いものが「交通費」。日本では電車もバスも乗った駅から一駅ごとに料金が上がりますが、韓国では一定の区間１３５０ウォン（１３５円）で乗ることができ、それを超えると１０００ウォン（１００円）ほど追加されるシステムなんです。また、電子マネーの普及が進んでいて、電子マネーで支払うと１２５０ウォン（１２５円）になり、１００ウォンですがお得！
また、日本のように学生は学生料金、お年寄りも地域によりますが割引になるんです。
ただ、会社によりますが、交通費が支給される会社はほとんどなく、出勤するのも自腹なんですね。
その代わり、昼食代を支給してくれる会社もあるんだとか。
食にうるさい韓国らしい文化ですよね！

その他、洋服や化粧品など、美に対するものは平均して安い物が多いようです。
日本でいうプチプラという所でしょうか？
しかし、実際に韓国の女性に人気のある化粧品を見てみるとシャネルやヘラなど高級な物が多いようですね。

韓国の物価事情、少しは感じて頂けたでしょうか？また、皆さんはどのように思われますか？
国によって制度も違えば、お給料事情も違うというところなんだと思います。
今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
引続き、韓国の様々な情報をお届けしたいと思います♪