韓国では、アイドルの第一世代と呼ばれる2000年前後、それ以降にデビューしたアイドルグループは300を超えるとも言われています。しかし、活躍できて生き残ることができるグループはほんの一握りです。本当に厳しい世界です。
そして、今またK-POPが熱くなっているわけですが、その中で、歌(作詞・作曲)・ダンス・歌唱力の面で世代を超えた人々に認められる実力を兼ね備えているグループの選抜です。
Highlight(元BEAST)
元はBEASTとして2009年10月デビュー。2017年「Highlight」として再始動。
ユン・ドゥジュン、ヨン・ジュンヒョン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ソン・ドンウンの5人組です。
メンバーの脱退や前事務所と著作権のトラブルなどありましたが、現メンバーの固い団結力が高い評価を得て、「家族ドル」と呼ばれています。
MAMAMOO
2014年1月デビュー。ソラ、ムンビョル、フィイン、ファサの4人グループ。メンバー1人1人がソロでいけるほどの、抜群の歌唱力を誇るグループです。
「Decalcomanie」「Yes I am」ではパワフルな歌唱力で注目され、「AJE GAG」「1㎝のプライド(Taller than You)」などのコミカルな楽曲で、大きな話題となりました。
防弾少年団
2013年6月デビュー。ジン、シュガ、ジェイホープ、アールエム、ジミン、ブイ、ジョングクの7人グループです。
今やグローバルに大活躍のBTS。メンバーのほとんどが作詞、作曲を手掛けるシンガーソングライター色と一糸乱れぬダンスパフォーマンス、10代、20代へむけたメッセージ性のあるコンセプトでも人気を博しています。
2017年5月にはビルボードミュージックアワードでSNSメディアアーティスト部門でtwitterのハッシュタグ3億個の投票(全体の75%)を得て堂々の受賞となりました。またメンバーのVはアメリカの映画情報サイト「TC Candler」の「世界で最もハンサムな顔」で1位になりました。
どこまでビッグになっていくのか、これからの活躍もますます期待されるグループですね。
BTOB
2012年3月デビュー。 ウングァン、ミニョク、チャンソプ、ヒョンシク、プニエル、イルフン、ソンジェの7人グループ。
2017年10月発売の恋しくて(Missing you)が自己最高のTOPチャートランキング、7冠獲得などを記録したばかりです。この曲の中で、聴覚障害ファンのために振付に手話を取り入れ「ケニョン(概念)ドル」の姿を見せました。また、普段からメンバーの仲が良い事も有名です。
BlockB
2011年4月デビュー。ジコ、ジェヒョ、ビボム、テイル、パクキョン、ユグォン、ピオ(P.O)の7人グループです。
有名なのはゴリラダンス。ユニークで自由なパフォーマンスで人気ですが、歌詞またその発言などで放送不適切判定をうけたり物議を醸したりもしています。
リーダーのZICOは ラップ、作詞、作曲を担当。また他のアイドルグループをプロデュースするなど、幅広くその音楽センスを発揮しています。
デビュー当初から、ヒップホップアイドルとして広報されていましたが、本人達は全くそうは思っていなかったのだそうです。また、最近は歌詞が少し穏やかになってきたような…
過去のやんちゃなイメージがあっても、人気が高いということはそれだけが楽曲の良さや実力を認められているということなのでしょうね。
WINNER
2016年、YG練習生2チームによるデビュープロジェクト『WIN:Who Is Next』の対決で勝利して、014年8月でデビュー。YGの秘蔵っ子ともいえるヒップホップグループです。メンバーは、ナム・テヒョンが脱退し、現在はキム・ジヌ、イ・スンフン、ソン・ミンホ、カン・スンユンの4人です。
メンバー自ら楽曲やライブ制作に携わり、作曲能力やパフォーマンス能力の高さを誇り音楽関係者からも評価が高く注目されています。2017年4月に発売されたカムバックのシングル「FATE NUMBER FOR」は韓国で配信されると同時に多くの音源メディアで首位になるなど韓国国内外において人気のグループです。
まとめ
デビュー曲1曲だけで消えていくグループや、実力があってもヒット曲がなかったり認知度が低かったり、アイドルの旬はもって5年とも言われたり、本当に厳しすぎる世界ですね。
今回あげたグループは一握りですが、せっかく実力を評価されているので、是非是非、これからも素敵な楽曲を提供していただきたいなと思います。