ウェディングドレスにはかかせない、ウェディングブーケ。ブーケ「bouque」はフランス語で「花束」「ワインの芳香」のことを言います。元々は、ヨーロッパで男性が女性に花束を贈ってプロポーズをしたことから、花嫁が持つようになった由来とされています。
今春のトレンド
■ナチュラルブーケ/クラッチブーケ
最近ではウェディングの形式も、スモールウェディングやナチュラルウェディングが人気のため、派手なドレスよりもシンプルなドレスが好まれる事もあり、ブーケもシンプルなものが好まれています。
以前は、花だけで作られたブーケが多かったのですが、最近では、複数の花や植物を合わせて、花の茎もそろえて切らずにギザギザにした、ナチュラルブーケが人気です。
イ・ヒョリのウェディング。まさに、ナチュラル。最近では、済州の「ヒョリ民宿」が話題ですね。芸能人であってもとっても自由なライフスタイルが素敵ですね。
■キャスケード
1960年~70年代に人気だったキャスケード。今では、少し形をかえて自然に流れるようにしたものが好まれています。
花の種類は、パステルトーンのバラやシャクヤク・胡蝶蘭・ユリ・ユーカリなど幅広く使われます。
今は、花の種類も花嫁の好みに応じた花や季節の花だけでなく植物も合わせ、多様化しています。
色に関しても、鮮やかなオレンジや濃い色のバラや、逆にヴィンテージ感のある色の花を少し混ぜるなど大胆な選択をするようになってきています。
神話エリックと結婚したナ・ヘミ。正統派の色使いですね。
セレブに人気 「すずらん」
「5月のすずらんは幸運をもたらす」と言われており、花言葉も純潔や幸福、美しさなど、ウェディングにはぴったりの花です。春のウェディングには人気のお花ですね。
グレース・ケリー王妃やキャサリン妃がウェディングに使用したことで、すずらんのブーケは「ロイヤルファミリーブーケ」という別名もあります。ミランダ・カーもすずらんブーケをご選択。韓国のセレブにも人気です。
フランスでは5月1日は「愛する人にすずらんを贈る日」。この日、すずらんを贈られた人には幸運が訪れると言われています。
ちなみに、すずらんの香りはフレグランスに使われる事も多く、シャネル№5のミドルには、ジャスミンやローズ(ローズドメ/5月のバラ)などと共にすずらんも香ります。
■チェ・ジウ
電撃結婚報告で世間を驚かせたチェ・ジウ。すずらん自体はとてもかわいいお花ですが、大人の女性にもとっても似合いますよね。美しい花嫁の美しいウェディングフォトですね。
ドレスは最近海外のロイヤルファミリーやセレブの間で人気の、レバノンのデザイナー モハメド・アシ氏がローンチした「Ashi Studio」のオーダーメイドです。全身総レースで、シルエットもすごく美しいドレスです。まさに大人セレブのウェディングドレスですね。
ちなみに、「Ashi Studio」のカスタムウェディングドレスは、最低4万ドルからだそうです。
ソン・ヘギョ
ディオールのオーダーメイドのクラッシクススタイルのドレス。すずらんのかわいらしさがソン・ヘギョのイメージに良く似合ってますね。
コ・ソヨン
チャン・ドンゴンの奥様、コ・ソヨン。コ・ソヨンが使用したことで、韓国では「コ・ソヨンブーケ」と呼ばれ人気となりました。
ちなみに、彼女のブーケのお値段は、なんと100万~150万ウォンという事も話題になりました。
こちらも定番 「ブバルディア」
ブバルディアも、定番の一つですよね。花言葉は「幸福な愛」「交流」「親交」など。ウェディングにぴったりで、ブーケに良く使われます。すずらんのブーケとイメージが重なりますね。
品種改良が重ねられ、ピンク他のいろいろな色、八重など種類も豊富です。開いた花びらに、つぼみが飛び出る感じがとてもかわいいんです。
■スエ(ドラマ:千日の約束)
こちらは実際のウェディングではないのですが、ドラマ「千日の約束」で使用されたのがブバルディアのブーケ。スエの美しいウェディングドレス姿が素敵でした。韓国では、「スエブーケ」と呼ばれ人気となりました。
■キム・テヒ
まとめ
すずらんのブーケはとっても素敵で人気なのですが、少し残念なことがあるんです。何より、開花時期が4月~6月で季節が限られているという事、とってもいたみやすいという事。
どうしてもすずらんにしたいけど、入手が困難な時には、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーにするという選択肢もありますよね。思い出に飾っておく事もできますし、アーティフィシャルなら、ブーケトスでおもいっきり投げてもちょっと安心?